🔊 Diretta 記事まとめ・総合ガイド (2026年版)
PCオーディオ向けネットワークオーディオ技術 Diretta について当ブログで公開してきた記事を、目的別に整理した入口ガイドです
- これから始めたい / 設定・挙動で悩んでいる
- ASIO / ALSA / DDS / ネットワークを最適化したい
上から順に読む必要はなく、自分の状況に近い章から読み進めてください
※ 本記事は随時更新します
※ 新しい記事は本ページにも順次反映します
先日、告知されて以降、特に新たなお知らせがないまま本日に至っている
オリオスペックに問い合わせてみたところ正式なおしらせ記事はまだ準備中らしく現時点での対応方針については、ある程度状況を教えてもらえた
【オリオスペックでの対応状況】
・サポート外になったデバイスについては、後継機を優待価格で販売
・購入証明書の提出が必要
https://www.oliospec.com/shopbrand/ct433/
今回、サポート終了となるのは以下の機種のみで他は継続になるようだ
|
Dretta Target PC(終売品) 最新ファームにアップデートによりDDS対応 2026.1現在アップデート継続中ですが間もなく終了予定 買換えキャンペーン実施中です。 |
|
Diretta Target PC2(終売品) 最新ファームにアップデートによりDDS対応 2026.1現在アップデート継続中ですが間もなく終了予定 買換えキャンペーン実施中です。 |
|
Diretta Target USB Bridge for USB boot(終売品) 最新ファームにアップデートによりDDS対応 2026.1現在アップデート継続中ですが間もなく終了予定 買換えキャンペーン実施中です。 |
終了機器のユーザーにおいては、Diretta Target Pi2 を本来価格より15,400円安く44,000円で購入できるが、公式の「ソフトのみの優待アップデート(25€)」と比べると高額になる
わたしとしては、Diretta Target 以外に使い道がない LIVA Z2 をそのまま活用したい
公式で告知されていた25€の優待アップデートをしたい旨を伝えたが
オリオスペックの担当者もこのあたりを完全には把握しきれていない様子だった
オリオスペックの担当者もこのあたりを完全には把握しきれていない様子だった
公式側の案内自体が非常に分かりにくいため仕方がないと感じるw
ということで、まずは公式サポートへ直接問い合わせるところから始めることにした
作業全体の流れを整理 すると、優待アップデート作業は、以下の流れですすむ
先に全体像を把握しておくと作業中に迷いにくい| No | 主体(どこ → どこ) | 作業内容 |
|---|---|---|
| 1 | ユーザー → 公式 |
公式サポートページから優待アップデート希望として問い合わせ (サポートチケット作成・Target写真やライセンス証明を添付) |
| 2 | 公式 → ユーザー |
優待アップデートの案内が返信される 割引クーポン(250€ → 25€)と関連ファイル案内が届く |
| 3 | ユーザー |
diretta_bridge_installer_Diretta.img をUSBへ書き込み ターゲットPCをUSBから起動する |
| 4 | ユーザー → 公式 |
登録情報を送信しアクティベーション申請 (diretta_embedded_activate.exe) |
| 5 | ユーザー → 公式ストア | 公式ショップで優待価格(25€)にて購入・決済 |
| 6 | 公式 → ユーザー | アクティベーション処理完了(install可能状態) |
| 7 | ユーザー | Diretta をインストールし起動確認 |
| 8 | ユーザー | ASIOドライバ経由で最新ファームウェアへアップデート |
公式に問い合わせをサポート窓口から行う
公式ページより優待アップデートを利用したい旨の問い合わせを行うことからになる「サポートチケット」から問い合わせをするのだが、LOGINをしたほうが良い
しかしながら新規ユーザーの登録をする項目が見つからない
というかサイト全体が非常にわかりづらく使いにくい・・・
最後までみつけられなかったので、仕方がなく Google連携したところログインできた

ログイン後に New Support Ticket をクリックし、問い合わせを作成する
英文で送ったら日本語で返信がきたので、普通に日本語でよいかもしれないw
Subject (件名):
Request for Discount Coupon (USB Boot user)
Request for Discount Coupon (USB Boot user)
Type:
Diretta official product
Diretta official product
Description (本文):
Hello, I am an existing user of Diretta USB Boot.
I would like to request a discount coupon (250euro → 25euro) for the update.
I will perform the setup by myself.
Attached is the proof of my ownership.
Thank you.
Attachments (添付ファイル):
ここが一番重要です!
お使いのDiretta Target PC の写真やライセンスシールの写真を必ず添付してください
ここが一番重要です!
お使いのDiretta Target PC の写真やライセンスシールの写真を必ず添付してください
公式より優待アップデートの案内が返信で届く
問い合わせを行ってから、わりとすぐ返事が届いた返信メールには、以下の記載がされていた
・選択したプラットフォーム用の関連ファイルをダウンロードするためのURL
・250€から25€への割引クーポンコード
今回のアップデートでは購入者が「RPI版」か「x64版」を選択できる(ハードは自分で用意)
新たにラズパイ5を購入し、そちらにインストールするのも面白そうだ
わたしは、そのまま OLIOSPEC の Diretta Target PC を活用するので「x64版」を選択した
ダウンロードしたファイルの一覧

diretta_embedded_activate.exe
→ Target PC に接続された空メディアに Diretta をインストールするツール
embedded_install_x64_jp.pdf
→ 日本語版のインストールガイド
diretta_bridge_installer_Diretta.zip
→ 優待版をインストールするデバイスで USB ブートするためのイメージファイル
ZIP なので展開すると IMG ファイルが入っている
→ Target PC に接続された空メディアに Diretta をインストールするツール
embedded_install_x64_jp.pdf
→ 日本語版のインストールガイド
diretta_bridge_installer_Diretta.zip
→ 優待版をインストールするデバイスで USB ブートするためのイメージファイル
ZIP なので展開すると IMG ファイルが入っている
PDFガイドが、わかりにくかったので要点をまとめた
Diretta Embedded x64版 インストールガイド
Embedded x64バージョンのアクティベーションは、以下の3ステップで進む- Direttaアクティベーションに必要な情報の送信
- アクティベーションの実行
- 必要に応じたアップデート
作業に必要なもの
・アクティベーション操作する Windows PC:ターゲットとは別の PC です
・Diretta Target PC:ライセンスが厳格になり、この PC でのみ利用できます
・インストールイメージをコピーした USB:あとで Diretta を上書きするので 1 個で OK です
・Diretta Target PC:ライセンスが厳格になり、この PC でのみ利用できます
・インストールイメージをコピーした USB:あとで Diretta を上書きするので 1 個で OK です
ステップ 1:レジストリ・リクエスト(登録申請)
1. インストーラーの準備
・インストーラー「diretta_bridge_installer_Diretta.img」をUSBメモリに書き込む・書き込みツールは BalenaEtcher を推奨 → https://etcher.balena.io/
ここで作成する USB メモリは、「インストール用のブートメディア」だが、
ブート後、そのまま Diretta のインストール先としても利用できる
つまり
・インストーラー用
・インストール先用
を分ける必要はなく USB メモリは 1 本で OK
Diretta をインストールする予定の USB メモリに、そのままインストーラーを書き込めばよい
2. ターゲットPCの起動
・x64 PCをUSBメモリから起動し、ネットワークに接続する3. アクティベーションツールの実行
・Windows PCで「diretta_embedded_activate.exe」を起動する・「Activate target」から対象デバイス(DDR-x64 installer)を選択する
4. 登録情報の取得と送信
・「copy info」ボタンを押して、ベンダータイプとシリアル情報をコピーする・クリップボードには以下のような形式でコピーされる
→ Vender:XXXXXXX / Type:x64 / Serial:XXXXXXXXXXXXX
・コピーした情報を Diretta へメールで送信する
このあたりのやり取りは、メールでなくても
サポートチケットの画面(ブラウザ)上で、
チャットのようにやり取りできました
※ シリアル情報を知らせた後、このタイミングで支払いを行いました
【支払い方法】
1. 公式のショップを開く https://www.diretta.link/shop/
2.下部の View Product を開き Add to Cart し、checkout して割引のコードを入力する

3.割引価格になっていることを確認したら決済します
→ 支払い方法は、クレジットカード、PAYPAL、Google PAYなど選択できました
ちなみに2/1の25€は、4634円でした

支払いが完了したらサポートチケットの画面上かメールで支払い完了した旨を伝えましょう
ステップ 2:アクティベーションとインストール
1. 準備
・Direttaからアクティベーション完了のメールを受信する・Windows PCで再度「diretta_embedded_activate.exe」を起動する
2. ライセンスの確認
・「Activate target」を選択する(Rev欄が Installer と表示されているもの)・「check」をクリックしてサーバーから必要な情報を取得する
・アクティベーション可能な場合、画面にQRコードが表示される
「checkボタン」
サポートで処理が完了している場合、QRコードの表示や install のボタンが活性化します
変わらない場合は、まだ処理ができていないはずです
サポートで処理が完了している場合、QRコードの表示や install のボタンが活性化します
変わらない場合は、まだ処理ができていないはずです
3. インストールの実行
・「Boot」欄からインストール先のドライブを選択する・「FW」欄から x64 のサブアーキテクチャ(例:staging:v2)を選択する
・「install」をクリックしてインストールを実行する
FWの「v2 / v3 / v4 」は、対応する CPU 世代(命令セット・最適化)の違い
→ 音質の違いではなく “ 動作させる PC に合わせたビルド違い ”
LIVA Z2 (Celeron N4100等): x86-64-v2 止まり!
Atom系の流れを汲むGemini Lakeは、AVX命令セットを搭載していません
| バージョン | 対応 CPU | 説明 |
|---|---|---|
| v2 | 古い CPU(SSE2 世代) | 2014 年頃までの PC |
| v3 | Skylake〜Comet Lake | 第 6〜10 世代の一般的な PC |
| v4 | Tiger Lake 以降 / AMD Zen4 | 2021 年以降の最新 CPU |
4. 完了作業
・「remove installer」と表示されたらUSBメモリを抜いてOK・再起動が始まるため、抜くのが遅れると再びインストーラーから起動してしまうので注意
ブートした USB にそのままインストールした場合は、USB を抜かなくて OK です
PC 内蔵のドライブ(eMMC や SSD など)にインストールした場合は、USB を抜いてください
ステップ 3:アップデート
1. ターゲットの選択
・Windows PCで「diretta_embedded_activate.exe」を起動する・「Activate target」から対象デバイス(例:x64_Bridge_****)を選択する
2. 更新の実行
・「check」をクリックして情報を取得する・「FW」欄から最新のファームウェアを選択する
・「update」ボタンを押してアップデートを実行する
このアップデートは、普段 ASIO ドライバから行っている作業と同じ
インストール直後は 古いバージョンのファームウェア になっているため、最新版への更新が必要
インストール直後は 古いバージョンのファームウェア になっているため、最新版への更新が必要
普段使っている ASIO ドライバからのアップデートで問題ありません
アップデート完了しました
作業自体はスムーズにすすめば30分くらいで終わりそうですアクティベート処理などサポート側で人力と思われる部分もあるため、そちらの処理で時間がかかる場合があるかもしれません
アップデート前とアップデート後の比較
左がアップデート前の環境、右がアップデート後の環境
右側の新しい環境は今後もアップデートがサポートされるため「EOSL」の表記が消えている
これで当面は、Direttaライフを続けられそうです!

アップデート後に diretta_embedded_activate.exe を起動し updateのチェックをすると
FWのリストの下のほうにpreviewの149のFWがあった

Q&A
Q1. 利用する ASIO ドライバはどれを使えばよいですか?
これまでは、oliospecASIOdriver を使用していました
DirettaASIOdriver に変更する必要はありますか?
A. どちらの ASIO ドライバを使用しても問題ありません
それぞれのドライバには、以下の違いがあります
・oliospecASIOdriver
オリオスペック販売のHostを動作させることを目的としたドライバ
→ すべての Diretta Target を検出します
オリオスペック販売のHostを動作させることを目的としたドライバ
→ すべての Diretta Target を検出します
・DirettaASIOdriver
公式に提供されている ASIO ドライバ
→ オフィシャル製品の Target のみを検出します
公式に提供されている ASIO ドライバ
→ オフィシャル製品の Target のみを検出します
そのため以下の使い分けが可能です
・オリオスペック製 PC を含め、幅広い Target を扱う場合は oliospecASIOdriver
・公式製品のみで構成している場合は DirettaASIOdriver
・公式製品のみで構成している場合は DirettaASIOdriver
Q2. 今後のファームウェアアップデートはどこから行えばよいですか?
今後のファームウェアアップデートは ASIO ドライバから行ってもよいのでしょうか
それとも diretta_embedded_activate.exe から行う必要がありますか?
今回は diretta_embedded_activate.exe からアップデートしました
A. 今後のアップデートは ASIO ドライバから行ってください
Embedded 版のファームウェア更新は、ASIO ドライバ経由で行うのが正式な運用となります
diretta_embedded_activate.exe からアップデートを行っていても問題はありませんが、今後の Update は ASIO ドライバを使用して実施してください
コメント
コメント一覧 (7)
diretta target piから無事N100のミニPCへのアップデートできました。
ASIOドライバで認識できているので、問題ないと思います。
以前のが無効になるのではないようなんでターゲットの2台活用もできそうですよね
そういえば以前のライセンスの扱いについて見た限り特に言及されていませんよね
一般的には移行されたからNGなんでしょうけど
わたしは、もう箱の中にしまってしまいました
あと、いまの方式だとオークションのページなどの製品写真で悪用もできてしまいますよね・・
確かにできてしまいますね。できること と やっていいことは別だと思いますが、
そもそも、USBメモリが廃止されたのは不正コピー品が日本以外で販売されていたことが原因だったという話を聞いたことがあります。製品写真の悪用が多発するようであれば、アップグレードサービスもなくなってしまうかもしれないですね。
まいまいさんのこのサイトでDDS(mode3)のことを知り、windows11のPCをHOSTとして、試しに聴いてみましたが、その高音質にびっくり、感動しました!
ただOLIOSPECのこのTarget PCはサポート終了。買換えキャンペーンがスタートしたが44,000円で思案中。そこへタイミングよくこの記事。公式サイトを通せば25ユーロとか…。さっそくチャレンジ。
おかげさまで記事通りの手順で全て完了。とても丁寧な解説で助かりました。ありがとうございました。
fidataのdiretta HOST機能にDDS(mode3)が対応すれば、HOST PCが不要で最高なのですが…。IO-DATAに要望をメールしました。
さっそく役立ったようで、良かったです!
せっかくならMODE3で使いたいですよね~、対応されると良いですね